最適な外構工事会社の選び方とは

公開日:2022/11/15  最終更新日:2023/12/19

家の外構工事を業者に依頼したいと考えている人に、今回の記事はおすすめです。外構工事は、フェンス、塀、樹木などの木を家の周囲に設けることで、外部から内部を見えにくくする効果があります。しかし、なかには顧客を騙す悪質な業者も存在するので、最適な業者の選定方法を紹介します。

外構工事とは

日本ではセミクローズド外構が人気です。

建物の外部の工事を指す

室内の内装やリフォームではなく、建物の外部の工事を指す外構工事は、クローズド外構とオープン外構の2種類あります。外構工事の主な例は、門、カーポート、垣根、塀などです。室内で生活しているとあまり目にする機会はありませんが、これらは生活の質を向上させる役割を果たしています。

また、他者から目に見える場所なので、綺麗に整備しておくことで与える印象が変わります。自分の家をどのように見せたいのかにこだわる人が最近増えてきているので、外構工事に興味があれば試してみましょう。また、おしゃれと機能性は両立しなければいけません。水はけなどの機能が低いと大雨や局所的に発生する豪雨に対処できません。専門的な内容は業者に相談してみましょう。

クローズド外構

外部から建物や庭などを見えにくくする工事です。フェンスや塀などを設置します。外部と内部を隔てることにより、明確に私有地であることを示す効果があります。また、防犯上有効な対策です。

オープン外構

フェンスや塀を使用して外部と内部を隔てるクローズド外構とは違い、樹木などの緑を活用して外部と内部を隔てる方法です。海外の中でもとりわけヨーロッパやアメリカといった欧米によく見られるスタイルです。日本でも最近は導入されるようになってきました。敷地を広く見せられるのと、周囲の景観に馴染むのが特徴です。また、フェンスや塀を設置するよりも工事費用が安く済むことがあります。

セミクローズド外構

オープン外構を導入する家が増えたとはいえ、日本ではクローズド外構とオープン外構を足して2で割ったスタイルが人気です。

信頼できる工事業者を選ぶには

自分が納得できるサービスを提供してくれる業者を選定しましょう。

工事内容に適している業者を選定する

業者の得意分野を把握しておきましょう。業者だから何でも得意分野であると考えるのは危険です。経験値が少ない工事を担当してもらうのではなく、経験値が高い工事を依頼しましょう。

下請け業者は極力避ける

下請け業者に工事を依頼すると、要望を伝えて変更を依頼しても対応してくれない可能性があります。または、対応までに時間を要する可能性があります。これは、指示通り工事することが前提となっているためです。そのため融通がきかないと思っておきましょう。

もちろんすべての下請け業者がこのようになっているわけではありませんが、予算に余裕があるときは、顧客と直接契約する業者を選定しましょう。理想は、工事前の相談や打ち合わせの段階から顔を合わせている業者です。この場合は、細かいところのニュアンスが伝えやすく、業者との信頼関係も構築できているので、気持ちよく要望を伝えられます。

信頼性を重視する

大手の業者から個人で小さく経営しているところまでありますが、大手の業者だから信頼できると思い込むのは危険です。大手の業者は実績数が豊富でノウハウを蓄積できていますが、顧客の要望を丁寧にヒアリングして時間をかけて信頼関係を構築していくというよりも、淡々と目の前の工事を実施するというスタンスをとることがあります。

それとは反対に、地域密着型で小さく経営しているところは、顧客の要望も丁寧に汲み取る柔軟性があります。しかし、工事に時間がかかってしまうこともあるので、そのあたりは一長一短といえるでしょう。

アフターサービスに対応してくれる業者を選定する

工事後に不備を発見した場合や、数年以上が経過した後にメンテナンスを依頼したいと思った場合に、対応してくれるかどうかを確認しましょう。

要注意な業者を見抜くポイントとは

少しでも怪しいと思った業者とは契約しないようにします。

工事費用の支払い方法がほかの業者と異なる場合

工事費用の前払いを顧客に要求する業者と契約しないようにしましょう。資金繰りが悪化している可能性があります。また、悪質な業者の中には、着工前に顧客に前払いを要求して顧客から報酬を受け取ると、雲隠れしてしまうケースもあります。

また、着工前に40%、着工中に50%、着工後に10%の割合で工事費用を支払ってほしいと要求する業者と契約するのも危険です。着工中に50%の費用を顧客が支払ったタイミングで雲隠れする可能性があります。工事が途中の段階で現場から去ってしまうので、別の業者に再度依頼することになります。

極端に工事費用が安い業者

外構工事は簡単に値引きができません。このような場合は、材料費をカットするために手抜き工事をされる可能性があります。

まとめ

自分が納得してサービスを依頼したいと思える業者と契約しましょう。業者と契約する前には、複数の業者とサービス内容や費用を比較することになりますが、少しでも怪しいと思った業者とは契約しないようにします。この際、業者の評判を調べてみることも有効です。クチコミやサービスを利用した顧客の感想などを参考にしましょう。

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